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保険ニュ−ス
2005年5月 |
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保険・リスクマネジメント最新情報 |
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2005年4月1日−個人情報保護法成立
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保有する個人情報の種類 |
1) |
自社の社員 |
2) |
取引先の社員 |
3) |
製品の購入者 |
4) |
製品への問合せ者 |
5) |
アンケート懸賞応募者 |
6) |
自社サイト企業会員など |
7) |
その他 |
(2005年1月23日 日経 情報セキュリテイ調査)
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個人情報保護法 −経済産業省のガイドライン
個人情報に関する事例
1) |
本人の氏名 |
2) |
生年月日・連絡先(住所・居所・電話番号・メールアドレス)職位又は所属に関する
情報についてそれらと本人の氏名を組み合わせた情報 |
3) |
防犯カメラに記録された情報等本人が判明できる映像情報 |
4) |
特定の個人を識別できるメールアドレス情報(keizai-itiro@meti.go.jp等のように
メールアドレスだけの情報の場合であっても日本の政府機関である経済産業省に所属する
ケイザイイチローのメールアドレスであることがわかるような場合など |
5) |
特定個人を識別できる情報が記述されていなくても周知の情報を補って認識することにより
特定の個人を識別できる情報 |
6) |
雇用管理情報(会社が従業員を評価した情報を含む) |
7) |
個人情報を取得後に当該情報に付加された個人に関する情報
(取得時に生存する特定の個人を識別することができなかったとしても新たな情報が付加され
又は照合された結果生存する特定の個人を識別できた場合は個人情報となる) |
8) |
官報・電話帳・職員録等で公にされている情報(本人の氏名等) |
個人情報に該当しない事例
1) |
企業の財務情報等・法人等の団体そのものに関する情報(団体情報) |
2) |
記号や数字等の文字列かでから特定個人の情報であるか否かの区別がつかないメールアドレス情報 (例えばabc0123@ispisp.jp) |
3) |
特定の個人を識別することができない統計情報 |
(2005年3月11日 保険情報 第2235号)
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過去の主な個人情報流出事件
ローソン |
2003年 6月 |
56万件 |
ファミリーマート |
10月 |
18万人 |
東武鉄道 |
12月 |
13万人 |
三洋信販 |
2004年 1月 |
最大 120万件 |
ソフトバンクBB |
1月 |
452万件 |
ジャパネットたかた |
3月 |
51万件 |
シテイBK在日支店 |
3月 |
12万件 |
コスモ石油 |
4月 |
92万件 |
日本信販 |
4月 |
10万人 |
阪急交通社 |
6月 |
63万人 |
テイーシーカード |
7月 |
最大 48万件 |
(2005年1月23日日経)
個人情報漏洩保険とは?
このような時
サーバー上の顧客情報が閲覧状態に・・・・・・ |
従業員が個人情報を持ち出し名簿業者に販売・・・・・・ |
委託咲きに渡した個人情報が漏洩・・・・・・ |
不正アクセスにより従業員の給与情報が漏洩・・・・・・ |
顧客情報の入ったモバイルパソコンが盗難に・・・・・・ |
個人情報漏洩時 − このような時に3つのサポート |
発覚のさいには! |
サポート@ |
風評被害・ブランド劣化・株価ダウン・集団訴訟などの可能性を抑制 |
危機管理の実行には! |
サポートA |
謝罪会見費用・謝罪広告費用・謝罪文作成送付費用・弁護士相談費用 |
事故原因調査費用・電話腺増設費用/コールセンター委託費用 |
賠償請求のさいには! |
サポートB |
損害賠償金・訴訟費用(弁護士費用など) |
財務面でのリスクヘッジにより企業の安定経営や株主に対する説明責任をサポート |
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個人情報漏洩保険の特徴
1) |
初年度保険開始以前の漏洩も(発覚していない限り)対象 |
2) |
自社従業員の個人情報漏洩も対象 |
3) |
従業員の故意や委託先による漏洩紙ベースの漏洩も対象 |
(2005年4月 AIU Business Guard)
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個人保証に関する民法改正のしおり-2005年4月1日から施行
包括根保証は禁止されます!
個人保障の適正化を目的とした民法改正が成立 改正5つのポイント
1) |
書面によらない保証契約は無効 |
(改正民法446条) |
2) |
極度(額)の定めのない保証契約は無効 |
(改正民法465条の2) |
3) |
元本を確定しなければならない期間の制限 |
(改正民法465条の3) |
4) |
元本が当然に確定する3つの場合 |
(改正民法465条の4) |
5) |
上記2.3.4.の規制の適用対象 |
(改正民法465条の2の第1項) |
(2005年 東京商工会議所−健康な日本の創造)
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ペイオフ解禁と預金保険-2005年4月から実施
預金保険の保護対象になる金融商品
1) |
100%保護される決済性預金 |
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●当座預金 ●利息のつかない普通預金 など |
2) |
定条件のもと保護対象となるもの |
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●当座預金 ●納税準備預金
●定期預金 |
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●元本補填契約のある金銭信託(ビッグ等の貸付信託を含む) |
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●貯蓄預金 |
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●普通預金 ●金融債(ワイド等保護預り専用商品に限る) |
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●通知預金 |
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●通知預金 |
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●定期預金 |
3) |
保護対象とならないもの |
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●外貨預金 ●オフショア預金 |
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●他人・架空名義預金 |
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●元本補填契約のない金銭信託(ヒット等) |
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●譲渡性預金 |
(2005年3月 AFLAC News)
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半世紀ぶりに「商法が大きく変わります」 2006年(平成18年)施行
1) |
有限会社制度は廃止 |
2) |
最低資本金規制の撤廃 |
3) |
類似商号規制の撤廃 |
(2005年春 谷口咲司法書士事務所だより)
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成年後見制度
老後の財産管理託したいが・・・なぜ使えない後見人制度
なり手探しに苦労専門家と契約費用に壁
※ |
成年後見センター・リーガルサポート |
03−3359−0541 |
※ |
日本社会福祉士会権利擁護センター |
03−5275−3580「ぱあとなあ」 |
※ |
東京弁護士会高齢者・障害者総合支援センター |
03−3581−2626「オアシス」 |
※ |
大阪弁護士会高齢者・障害者総合支援センター |
06−6364−1251「ひまわり」 |
※ |
家庭問題情報センター「PPIC」 |
03−3971−3741 |
※ |
日本公証人連合会 |
03−3502−8000 |
(2005年1月30日 日経) |
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2005年は「大増税元年」−国と地方の借金は1000兆円時代へ
2005年から2007年にかけて予定される国民への主な負担増 |
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☆ |
住宅ローン減税の縮小 |
☆ |
国民年金・厚生年金保険料値上げ(これから毎年予定) |
☆ |
年金給付を受けている人への課税強化 |
☆ |
定率減税の縮小・廃止 |
☆ |
介護保険料の改定 |
☆ |
環境税導入 |
☆ |
消費税率引き上げ |
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国の借金 2004年9月末 国民一人当たり572万円・総額739兆円 |
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地方自治体 2003年度末 198兆円 国と地方の謝金合計928兆円 |
・ |
定率減税廃止 一人最高29万円の負担増 |
・ |
厚生年金保険料値上げ−中堅所得層サラリーマンは毎年1万円以上の負担 |
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医療費自己負担−2割から3割負担 |
(2005年3月 佐藤治彦の経済パトロール AFLAC News)
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